東京では新築マンションの完成在庫が投売り状態と言います。例えば、販売価格の3割から4割で一括処分、それを仕入れた業者が元の販売価格の3割から4割値引いて売るのだそうです。在庫を抱えた不動産業者が換金を急いでいるのです。なりふりかまわぬ様相です。運転資金が不足し、経営は危機に陥って、市場は大混乱です。
三井や三菱などの大手企業も1兆円をこえる借入金がありますが、在庫処分は人目をはばかって進める事ができません。頑張る企業のほうが大変です。
京都では東京ほどではありませんが、新築マンションや戸建の販売が不振を極めています。地場、中小の有力企業には頑張ることのできるところがあり、見切り価格の在庫処分を先延ばていますが、どうでしょうか。地価下落が進むと、不良在庫が積みあがります。けっして良い結果をもたらさないでしょう。
さて、中古市場は新築物件と違って守るべき原価がありません。毎月、相場が変化するので、上がるときも下がるときも反応は早いのです。
例えば、値下がりに敏感な中古マンション購入者は動き始めています。同じマンションで売り出し価格が下落するので、消費者には中古マンション価格の値下がりは目に見えるようにわかりやすいのです。
都心の築浅物件は昨年までは、坪@200万台で推移してきましたが、この夏以降、@150万前後に低下しました。価格は1000万ほどの下落になるでしょう。
田の字エリアの築20年から30年物は、@100万から@120万。2000万前後。
その周辺部の築浅物件は、@90万から@110万。1000万台後半。
築20年から30年物は@70万から80万。1000万台前半。
2008年末の相場を外観すれば、以上の通りです。
中古マンション相場について、毎日のように、各社の営業社員から照会があります。激動期なのです。消費者の皆様もこれらの相場価格を参考にして、相場より高い理由、また安い理由を調べて納得のいく買い物をしてください。

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