山内徳信

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寺町通丸太町上ル<洛陽教会>で9月13日、沖縄県出身の参院議員、山内徳信さんの講演会があり参加。山内さんは住民に推されて教員から読谷村長になって、小さな自治体を率いて巨大な米軍基地撤去の実績をつくった、伝説的な人物です。話し始めたらとまらない。当日もキューバのカストロを思わせるように、熱のこもった演説が果てしなく続きました。

私が沖縄にこだわるのは、戦後精神形成上、日本が極めて特殊な過程を辿ったからです。ドイツやイタリアは旧国家が徹底的に解体されました。敗戦でしたが、日本は国家体制が残存し、敗戦をふくむ戦争責任はあいまいなまま現在にいたているのです。靖国神社の公式参拝が問題になるようなことはドイツやイタリアではまったく考えられないのです。靖国神社が一神社として残っているのであればなにも問題はないのですが。

沖縄では地上戦があり、住民の三人に一人が亡くなっています。そして、大事なことは沖縄では新憲法が適用されなかったことです。ここは肝心なところです。

戦後、どさくさにまぎれてあっという間に新憲法が制定、公布され、非戦国家を宣言することにより、大半の人たちが戦争責任から免れたという錯覚が生じました。ここから、戦後精神形成の問題が生まれたのです。私は、憲法九条を守れと単純には考えられません。「占領下の憲法制定は無効」という右翼の論理にも一部、うなずける内容はありますね。話が長くなるので、続きはまた。

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このページは、天野博が2008年9月23日 17:32に書いたブログ記事です。

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